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心の抽斗には、強烈にして鮮明なる記憶・何人たりとも不可侵である自由な思想が大事に仕舞われている。この世に唯一の、自分だけの心の財産を想いのまま文章にしてみよう。
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  • 05/04/13:06

01.22.02:15

「天顕祭」

さて、今回は久々にレビューでも書いてみましょうかね。
(そういや、ここに移ってからは初だということに気づいたり)


相変わらずカメラマンの腕がイマイチなので斜めってる気もしますがキニシナイ方向で。

タイトル:天顕祭(てんけんさい)
著者:白井弓子
出版社:㈱サンクチュアリ・パブリッシング
ISBN:978-4-86113-921-5
価格:880円+税

ちなみにこれは漫画です、ノベルスとかじゃなくてすみません…_| ̄|○
(気を取り直して)まずは、帯の文字を拾ってみましょうか。

天顕祭が近づく。
ヤマタノオロチ伝説の息づく未来。
50年に1度の秘祭「天顕祭」の日が近づいていた。
咲は身を隠し、声を潜めてオロチの魔手から必死に逃れようとしていた。
鳶の若頭・真中はそうとは知らずに咲を雇っていた。
身の廻りで起こる異変…。
そしてある日、忽然と消える咲…。
運命にひきずられるように真中は、やがて天顕祭のおぞましい秘密を知る。


(。-`ω-)ん~、だいたいのあらすじはわかりそうかなぁ?
まぁ要するにだ、この物語は日本最古の歴史書・古事記に書かれていた
スサノオのヤマタノオロチ退治の話をモチーフにしたってことですよ。
といっても、ここではスサノオは悪役みたいな扱いをされており
オロチの君とクシナダ姫に主軸を置いたような内容でした。
ヤマタノオロチ自身はオロチの君の守護神みたいな役回りになっています。
でもクシナダ姫に選ばれた過去の娘は皆…、何とも言えぬ最期を迎えていたようです…。

最後まで諦めずにオロチたちと戦うという強い意志を持ち続けた咲。
行き当たりばったりの行動かと思いきや意外と策士で
実は最初から咲に惚れてたんじゃないのって感じの真中。
そして、50年ごとに姫を呼び寄せていたオロチの君の真の姿とは?

後半はどうも、夢の中と現実の間で話が進むので少しわかりにくいところもありましたが
こういう日本の古来の風習とか歴史・伝承を扱った作品って結構面白いので
個人的には好きな物語の部類かなぁって感じでした。
(日本史好きな人なら多分わかってくれるかと)

レビューが久々すぎたせいもあり、
イマイチ思うように文章にできなくて非常にもどかしいものですが
ちょっとでも興味を持たれた方、本屋さんで探して手にとってみてはいかがでしょうか?

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